カニリカニリカ

カニリカの舞台
■ネオロマンス♥ステージ
「金色のコルダ」
ステラ・ミュージカル 夏公演決定!

脚本・演出 カニリカ

≪東京公演≫
【公演日】
2010/7/16(金)〜7/25(日)
【会場】
ル テアトル 銀座

≪神戸公演≫
【公演日】
2010/7/31(土)〜8/2(月)
【会場】
神戸オリエンタル劇場

【出演者】
日野香穂子役(Wキャスト):森 咲樹・岡本あずさ
リリ役(Wキャスト):堀内まり菜・山内亜美
…他


■ネオロマンス♥ステージ
「金色のコルダ」
 ステラ・ミュージカル
2010/3/19〜3/24[公演終了]
天王洲 銀河劇場

脚本・演出 カニリカ

【出演者】
日野香穂子役(Wキャスト):森 咲樹・岡本あずさ

月森 蓮役:三上 俊
土浦梁太郎役:高橋優太
志水桂一役:小関裕太
火原和樹役:吉野晃一
柚木梓馬役:川村聖斗

冬海笙子役:笹丘明里
天羽菜美役:三好絵梨香
金澤紘人役:進藤 学
王崎信武役:吉原シュート

リリ役(Wキャスト):堀内まり菜・山内亜美

東海林 遼・清水一希・宮之脇佳織・吉野由利子
土屋史子・城戸愛莉・舟見和利・斉藤レイ

■「暁の誓い」
2009/4/15〜4/19[公演終了]
豊島区立舞台芸術交流センター あうるすぽっと(東京)

作・演出 カニリカ

【キャスト】
萩野崇/弓削智久/出合正幸/高根研一(Studio Life)

吉村崇(平成ノブシコブシ)/徳井健太(平成ノブシコブシ)
■カニリカプロデュース
 『執事ホテル』

2008/2/16〜2/24[公演終了]
豊島区立舞台芸術交流センター あうるすぽっと(東京)

作・演出:カニリカ
出演: 大口兼悟 村上幸平 溝呂木賢 昇二郎 高根研一/他

DVD好評発売中!
ご購入はこちら≪


■舞台『無敵な男達』

カニリカがイケメン俳優を迎えてお送りするハートフルコメディ

作:カニリカ
演出・出演:上田一軒(スクエア)
出演:ホストの皆様:岩大(Studio Life) 村上幸平 萩野崇 北条隆博 篠田仁志(Studio Life) 奈須崇(スクエア) 長尾弘喜
常連客の皆様:小林愛(TEAM 発砲・B・ZIN)星ようこ 滝沢乃南

DVD好評発売中!
ご購入はこちら≪


カニリカの作品
連載小説配信スタート!

「ラヴァーズ・ハイ」

 今、何かと話題のクーガーと呼ばれるアラフォーの女性たち。

実際にボーイズバーで彼らを買う女性たちに取材を敢行し、実話を元に描く超リアルな官能恋愛小説。

カニリカが初めて挑む禁断の世界。

配信のお申し込みとサンプル号をお読みになりたい方は、

 ≫こちらから
カニリカの本
小説 執事ホテル

小説版
『執事ホテル』12/18発売
購入する≪

kanirican_100.jpg

このブログがついに本に!
『いや〜ん!ばか〜ん!カニリカーン』
購入する≪



 うーん、いずれこういう事態になるとは薄々感じてはいたし、自分できっとそういう方向に持っていこうと脳のどこかで考えているから、物事はそういう流れになっていく。そう、それはマーフィーズ・ロウだったり、「シークレット」の世界。(お読みでない人は是非ご一読を!)

 何にうろたえているかというと、今年「金色のコルダ」の夏公演の後、比較的早く秋のプロジェクトの準備に入らなくてはならない。っていうか、その秋の公演の前に台本を書かなくてはいけないわけだから・・・。だが、あれこれアイデアはあるけれど、具体的な構想はまだ。つまり、まだ降りてきていない。

 しかし、そのプロジェクトは来年3月にもあって、その公演の直後に実はまた違う芝居の稽古に入る予定がほぼ決まった。え?え?え?って感じ。今まで年1本で演劇の仕事をさせてもらっていたので、要はじっくり一年かけて構想練ったり、台本書いたり、宣伝したり、稽古したり、そして本番という流れだった。だが、これからは違う。一つの稽古や本番を抱えながら、次の芝居の構想や台本をガンガン進めないと間に合わない。

「そんなの、当たり前だろー!!」と天国の井上ひさし先生に叱られそうだ。もちろん、多くの戯曲家や演出家はそうしていらっしゃるわけで、私もそんな日をいつかは夢見ていましたが、まさかこんなに早くやってくるとは。

 もちろん、これは嬉しい悲鳴であって、本当に身の引き締まる思いで、今まで以上に頑張らないと罰が当たると自分に言い聞かせているのだが、今日改めて来年のスケジュールを見て何か驚いた。ドキドキしてしまった。病気になっては大変だ。海外旅行だって、日が限られる。そんなことあれこれ考えて、一人でアワアワしていたのだ。

 そんなこと考えて、夜の食事のために電車を乗り換えたら、偶然「日経エンターテインメント!」の品田英雄さんにお逢いした。夏らしい爽やかなデニムを着ていて、車内で一際目立っていた。
「いやあ、どうですか、センセー、最近は?」
 品田さんはいつもわざと私のことをからかってセンセーと呼ぶ。
「それが、もう次々とバイトが入っちゃって・・・」
「?」
 品田さんはポカンとしていた。そりゃそうだろう。私も、何故バイトという言葉が飛び出したのか、わからない。
「バイトじゃねーよ!」
 ハリセンボンの春菜みたいなノリツッコミをしてしまった。多分、シバイと言いたかったはずなのだが。決してバイト感覚でやっているわけでは全然ないのに。汗が一瞬吹き出した。

 あっという間に電車は着き、某番組のプロデューサーとオープンしたばかりのイタリアンに行った。そして、料理番組の企画を考えてほしい、と言われた。すごく嬉しい。だって、料理大好きだもん。

 実を言うと、その店に行く直前には「金色のコルダ」が終わったら、タレント&俳優を目指す若者向けのワークショップをやってほしいという依頼が来た。主にメンタリティのトークを中心に。これも実に嬉しい。だって、そういう話するの大好きだもん。しかし、夏も休んでいる場合ではない。

 重なる時は本当に重なる。またもや手帳のスケジュールを凝視して、汗が吹き出た。しかし、お声をかけて頂くだけでも本当にありがたいことである。神様に心から感謝である。その感謝ついでに、「この調子で今返事を待っている、ある企画も通ってくれい!」と食事の帰り道、夜空に叫んでしまった。
 ここのところ、何が楽しいって、舞台稽古中&本番中と違って、頭も体も余裕があるから、次から次へといろいろな作品を見たり読んだりしては、新しい企画や作品のアイデアをガンガン考えられることだ。

 形になる前に自由に発想するのって、本当に楽しい♪そして、その企画のブレストを色々な人たちとああだこうだ話すのもすごく楽しい♪

 舞台中に会えなかった人たちとも連日のように飲んだり、飲んだり、飲んだりしてるので、すごくありがたいなあと思う。だって、私の方は二ヶ月くらい音信不通に近く完全に不義理をしていたのに、テレビ局の人たちも出版社の人たちも事務所の人たちも、役者の人たちも、そして友達も以前と変わらずちゃんと温かく迎えてくれて、仕事したり遊んだりしてくれるのだから。

 先日も男性の放送作家たちと打ち合わせをしたけど、久々に新鮮な感覚だった。彼らと秋頃にあるプロジェクトをするのだけど、かなり面白いことになりそう。久しぶりにコメディというかコントを作るので、超楽しみ。

 そんなこともあって、今はもっぱら見逃したコメディやコントなどよく観てます。今頃と言われるかもしれないけれど、やっと見れたアダム・サンドラーの「もしも昨日が選べたら」とウィル・フェレルの「俺たちフィギュアスケーター」。二人とも「サタデーナイト・ライブ」出身だが、いやあどちらも大傑作でした。

 もっと早く見ればよかった!「もしも昨日が・・・」はコメディと思ってみたら、いやあ泣けた、泣けた。そして、「俺たち・・・」は泣くほど笑った。大爆笑!!おバカすぎて、大好き!DVD買おう。買うなら、借りる必要なかったじゃんって感じだけど。二人ともすごいコメディアンだなあ。そういえば、吉本はいつ「サタデーナイト・ライブ」の放送を開始するのだろうか?

 そんなことを考えつつ、夜は前から気になっていた劇団勇壮淑女の舞台を役者と見に行く。いやあ、これも面白かった!!爆笑した。おバカな笑いが満載で、かなり好き。観劇後のホルモン&チューハイが進むこと、進むこと。ちなみに行ったのは中目黒の「まんてん」というホルモン専門店。白センマイのお刺身が激ウマでした。二人でホルモン食いすぎだっつーの。

 私は「うー、やっぱり早くコメディやりたーい」とチューハイ飲みながら叫び、役者は「あー、俺、やっぱ芝居好き!」とホルモン食べながら叫んだ夜でした!!あー、おもろかった!!
 最愛の父の命日である昨日(11日)、大変悲しい知らせを聞いた。

 最も尊敬する劇作家、作家の井上ひさし先生があの世に旅立たれた。

 言いたいことが多すぎて、何を書いていいのかわからない。


「ブンとフン」「ドン松五郎の生活」「青葉繁れる」「ひょっこりひょうたん島」「吉里吉里人」「11匹のネコ」「父と暮らせば」「薮原検校」「天保十二年のシェイクスピア」「夢の痂」「モッキンポット師の後始末」「手鎖心中」「イサムよりよろしく」「偽原始人」「道元の冒険」「表裏源内蛙合戦」「ロマンス」「化粧」「もとの黙阿弥」「紙屋町さくらホテル」「兄おとうと」、そして「ムサシ」。

 好きな作品、影響を受けた作品、学んだ作品、今思いつくまま挙げるだけでも山のようにある。もちろん、もっと他にもある。

  もう新作は読めないのか。もう新作の舞台は観られないのか。

 同じ時代に生きることができたお陰で、子供の時夢中になって、朝日新聞の連載を毎日読んだ「ドン松五郎の生活」から始まって、つい最近劇場で興奮して観た「ロマンス」や「ムサシ」などに出逢えただけでも本当に私の宝物。

 心からありがとう。そして、心からご冥福をお祈りします。

 それにしても、本当に悲しい。心に大きな穴がぽっかり開いてしまった。

 

 お待たせしました!本日やっと情報解禁になりました。何って、私の次の舞台の作品です。

 なんと、大人気の恋愛ゲーム「金色のコルダ」がミュージカルになります。この脚本・演出を担当させて頂きます。コーエーだけに光栄!なんちて(笑)。

 駄洒落はさておき、正式タイトルは「ネオロマンス・ステージ 金色のコルダ ステラ・ミュージカル」です。3月19日(金)〜24日(水)の全10回公演で、劇場は天王洲の銀河劇場です。

 詳しくはオフィシャル・サイトhttp://www.gamecity.ne.jp/media/event/2010/musical/をどうぞご覧下さいまし。

 今日、その製作発表があったんですが、今回全キャストをオーディションで選んだんですが、何たって高校生のお話なんで、イケメンを選ぶとはいえ、一番下は14歳という若さ。イケメンというより、イケボー(つまりイケてるボーイ)でんな。スケボーみたい(笑)。

 冗談はさておき、14歳のイケボーはいるわ、9歳の女優はいるわで、私はほぼ保母さんでんな。じゃなくて、学校の先生みたいなもんでしょうか。何たって男優の年長者がスタジオライフの舟見君ですから。初のミュージカル、初のゲーム原作、初の作詞、初の銀河劇場等、初めてづくしですが、とにかく2010年はコルダ一色で全力投球したいと今から鼻息荒く頑張っております!!

 詳しいキャストはオフィシャルサイトを見て下さいね。今後もガンガン詳細や小ネタ等アップしていきますので。取り急ぎ、速報ということで、今日記者発表の楽屋で撮った写真を載せておきまーす!
201001161115000.jpg

 何卒、温かいご支援を宜しくお願い致します。

 「スッキリ!」の今年の放送分も終わりました。会議も昨日が最後。いかにも年末、いかにも年の瀬って感じだけど、私は大掃除は来年に持ち越すことにして(毎年そんなこと言ってるか!?)ただ今作詞に没頭しております。

 すべては来年のミュージカルのためだけど、これがまた違う脳みそというか、ハートを使う感じで楽しい。過去の好きだった曲のCDをたっくさん引っ張り出して、「あんな感じ?いや、こんなイメージ?」などブツブツ言っては、CDを次から次へと流して書いてます。

 ラブソングっぽいものもあって、これは本当になりきらないと書けない。気恥ずかしくなるような甘ーい言葉、いっぱい使ってますけど、これが何かハマる。違う人になりきった感じで。

 そんなわけで、大晦日までパソコンの前に板付き状態の私。新年早々、この舞台の打ち合わせが目白押しだし、制作発表も控えている。出演する俳優陣は、今一生懸命ボイトレに励んでますよ♪

 皆さんに楽しんでもらえる作品を創ります!お正月返上で頑張ります!
 多分、ブログも今年はこれが最後になります。今日はこれから、最後の忘年会に出かけまーす。

 皆さん、今年1年、このブログをお読み頂き、誠にありがとうございました。心から感謝!です。コメントもたくさんありがとうございました。

 どうぞ、良いお年をお迎え下さいね。黒ハート
                       
カニリカ

 先日、久しぶりに俳優の弓削智久クンに会いました。彼は今、シアタートラムで上演中の「エドワード・ボンドのリア」に熱血出演中です!!(12月6日まで上演)

 この芝居、白井晃さんが演出で、串田和美さんが主演(リア王の役)という、それだけでも必見の価値があるのだが、周りを固める役者陣も個性的で達者なベテランばかりで、彼等に混じって弓削クンが奮闘しているのだから、本当に嬉しい限り。

 弓削っちこと、弓削クンには「暁の誓い」に出演してもらったのだけど、彼は芝居に実に真摯に取り組みながらも、周りの人たちにもすごく気を使い(しかもとてもさり気なく)、飲み会にも快く毎回参加し、盛り上がる時はとことん盛り上がるという、本当に”イイ奴”で誰からも好かれるのである。稽古中に御祖父様が亡くなったり、他にも辛いことがあったりと、ものすごく大変な状況だったのに、一切それを見せずに千秋楽まで乗り切っていた。彼の凄まじい役者根性を見たので、私も一切それには触れず、いつも通り彼に接していた。

 そして、弓削っちは役者としてだけでなく、脚本を執筆したり、映画を作ったり、DJもしたり、と本当に多才。だからこそ、次から次へと声がかかるのだろう。今年彼が脚本・監督をしたショート・フィルム「FREE」があるが、その製作の様子を追いかけたドキュメンタリー「バカは2回海を渡る」がユーロスペースで上映中だという。観にいかなくちゃ。

「明日は、公演の後、映画の舞台挨拶があるんですよ。だから明日は大変です」
と言いながらも、弓削っちはかなり嬉しそうだった。本来ならもっと飲む焼酎も控え目にして、明日の本番へと既に意気込んでいた。

 男らしさに磨きがかかって、今後が更に楽しみな役者の一人です。また一緒に仕事ができるといいなあ。
 NYでいつもお世話になっている、演劇コーディネイターであり、今や親友の一人でもあるトシ・カプチーノ氏が来日している。彼が来ていると、なぜだか毎日祭りのような騒ぎになって、とても面白い。

 川久保拓司君が出ている舞台「グレイガーデンズ」(シアタークリエ)を同じ日に観劇し、一緒に楽屋へ。川久保君とは「おもいっきりイイ!テレビ」からの付き合いで、「ガラスの仮面」以降ずっと彼の舞台を観ている。そして、作品の度にいろいろな事を吸収し、大きく成長しているのだが、今回は更に大きく飛躍していて、心から感心しました。トシちゃんも彼を大絶賛。
P1000503.JPG

「グレイガーデンズ」では遂に二大名女優、草笛光子さんと大竹しのぶさんを相手に堂々たる演技。一幕ではとてもノーブルな好青年、ジョー・ケネディを演じ、二幕では人とのコミュニケーションが苦手な若者ジェリーを見事に演じ分けていた。観劇後、一緒に食事もしたけれど、今彼はノリに乗っている。芝居の話をあんなに嬉しそうに話している姿も初めて見た。次の作品も本当に楽しみです♪ っていうか、また早く一緒に仕事したいなあ・・・。

 そんな私の次回の舞台はもうまもなく本格的にホンの執筆に入るため、その前に1泊で温泉へ。しかも自称ハードゲイのトシちゃんと♪私もゲイの友達は多く、部屋とかに泊まったことはわりとあるが、一緒に温泉まで行くのは初めて。でも超楽しかったぁー。当たり前だけど、布団がこんなに近くても何も起こりません(笑)。
温泉.bmp 平野部長.bmp

 ただ、いつもはザッツ・ニューヨーカー的なスタイルのトシちゃんも、浴衣を着るとご覧の通り、いきなりサラリーマンの慰安旅行みたいになる。「よ、平野部長!」と呼んでいました。

 そんなトシちゃんのいとこが経営されている美味しい居酒屋が丸の内にあるんすよ!博多ではとても有名な魚介類が超新鮮な「磯貝」。見よ、この刺身盛り合わせにあわびの刺身。毎日博多から空輸しているそうです。博多の地魚が食べられます!!http://www.hakata-isogai.net/tenpo/
200911092019000.jpg 200911092029000.jpg
 大変お待たせしました!ニューヨークレポート最終回はエンタメ編。話題の作品を時間の許す限り観てきましたよっ。

 まずは、やっぱりこのためにNYに行ったといっても過言ではない、ジュード・ロウの「ハムレット」。まさか生で、舞台で、ジュード様を見られる日が来るとは夢にも思わなかった。三ヶ月の限定公演ということもあり、大人気で、チケットが取れたのが奇跡的。これもトシ・カプチーノさまのお陰です。
DSC00772横.JPG DSC00784横.JPG
 DSC00787.JPGジュード様との2ショット、って違うか。
 やはり、ビッグスターのオーラというか、舞台に出てきただけで圧倒的な存在感。歩いているだけでも、その丸めた背中に哀愁を漂わせ、一挙一動に吸い込まれる。こんな俳優は見たことないと思った。シェークスピアなので、台詞が面白いというかユニークなわけだが、言い方一つで響き方がこんなに違うのか、ともつくづく感じた。もちろん共演している他の俳優陣も名優ばかりなんだけど、何と言ったらいいか、一人だけ際立ってしまって、全部持っていってくなあ、という感じ。

 非常にシンプルで抑えた舞台セットと衣装がより内面を際立たせていた。奇をてらわずに、芝居を見せる、という演出がかえって新鮮だった。色使いと照明も良かったし・・・。あと、アメリカ人がやたら皮肉っぽい台詞で笑うのが印象的だった。こんなに笑いが起こる「ハムレット」は初めて見たなあ。
 ああ、楽屋待ちしたかったです・・・。サイン欲しかったです・・・。

 それから、今回の一番の収穫というか、個人的大ヒットはミュージカル「悪魔の毒毒モンスター」。今年の観客が選ぶ作品ナンバーワンに輝いたコメディ・ミュージカルだけど、ミュージカルでこんな爆笑したのは初めて!超おバカで面白い。確か84年頃の映画をなぜか今頃になって舞台化したのだけど、出る俳優はたったの5人。で、一人で何役もするわけだけど、これが超面白い。ストーリーを言うとネタバレになるから詳細は書かないけれど、サエない男が汚染された川の化学物質をかぶってしまって、毒毒モンスターになって弱き者を助けるヒーローになる話。ブラックあり、下ネタ満載なんだけど、歌がどれもかっこよく、とにかく俳優陣が超芸達者。いやあ、感動しました!!
DSC00838.JPGこれが毒毒モンスター。
 
 もちろん、話題の「HAIR」も「リトル・ダンサー」も観ましたよ!どちらも予想通りというか、それ以上の完成度でただただ圧巻。「HAIR」は音楽もダンスも素晴らしいし、一緒にお祭りに参加するような楽しさで、見終わった後の充実感といったらない。鳥肌が立つ。
 「リトル・ダンサー」はもうエリオット役や他の子役たちが天晴れの一言で、アメリカ・ショウビズ界の底の厚さにもう感心するばかり。恐れ入りました。二つともよくあの映画をこういう風にミュージカルに仕立てたなあと、その才能とアイデアにひれ伏しますよ。両方ともNYに行くなら、絶対観たほうがいい作品です。
DSC00819.JPG DSC00822.JPG

 そして、今回楽しみにしていたのは、トニー賞を獲得したストレートプレイ「GOD OF CARNAGE」。「ボーイング・ボーイング」を演出したマシュー・ワーカスの新作だし、ジェフ・ダニエルズ、マーシャ・ゲイ・ハーデンといったビッグスター4人の芝居なんで、それを観られるだけでも貴重でした。ただ90分ひたすら台詞だけの心理劇なので、やはりわからない部分があり、滞在中に台本を買いました。うーん、悔しい。生で全部わかったら、面白かっただろうな。先に読んでおけばよかった。でも4人の名優の演技の駆け引きとか、絶妙な間とか、動きとか、表情とか、ものすごく勉強になった。やっぱりハリウッド映画ですごい人って、当たり前だけど、舞台でも本当にすごい。

 本当はもう1本観たかったのが、ヒュー・ジャックマンとダニエル・クレイグ二人だけの芝居。シカゴの刑事二人の話だそうで、これ前売りだけで「ライオン・キング」と並ぶ大ヒットだとか。まだオープンしたばかりだというのに、全然チケット取れなかった。だから、写真だけ撮ったよん(泣)。いまや、ヒューは「スッキリ!」ファミリーなのに・・・!
DSC00824.JPG

 映画は合間を縫って、1本だけ観れました!ティム・バートンプロデュースの「9」。これがもう最高で、大当たり!全くノーマークで、相方と相談してカンで入ったんだけど、ものすごーく可愛くて、いい話で、これぞエンターテインメント、これぞ映画、って感じ。是非とも日本でも公開してほしいなあ。
DSC00975.JPG映画「9」

 ニューヨークにたった1週間いるだけで、エンタメの最高峰を凝縮して体験できたって感じで、1年分の補給ができた気分。そう思えるってすごいことだなあ、と又もや感動。やっぱり、ニューヨークはクセになるなあ。だって、デパートの中にもこんなおしゃれなオブジェが!バットマンとパチリ!
DSC00886横.JPG DSC00754.JPG
 そして、ラストの写真は憧れのニューヨーク・タイムズ本社をバックに。いやあ、リーマンショック以降でも、2009年も最強の街、ニューヨークでした。絶対、又行こうっと!

 
 NY情報の最終回を書く前に、ちょっと中休み。いやいやラストはエンタメ情報で中身が濃いので、時間があるときにバッチリ書くので、もう少しお待ちを。

 って、なんでこんなことを書いているかというと、先週末来年の舞台のオーディションをしたんですよ。
 詳細はまだ一切発表できないんですが(もうしばらくお待ち下さいませ!あっと驚く内容ですから)、こんな大きなオーディションはカニリカ史上初って感じで、いやあ脳みそが出ちゃうんじゃないかと思った。

 もちろんバラエティ番組のオーディションだとこのくらいの規模は結構あったんだけど、それは構成作家としての立場ですから、全然見るべきポイントが違う。今回は演出家として、この人が舞台に立つとどうなるのか、この役を演じるとどうなるのか、とたかだか一人5分くらいで判断しなくちゃいけない。

 いやあ、脳みそフル回転しすぎて、あれは煮立ったかもね。何たって二日間で軽く200人近く見たから。書類選考で落ちちゃった人も勿論いるんだけど、写真と実物はかなり違うので、「できることなら全員に会ってみたいなあ」とかつい思っちゃいました。そんなこと言ったら、スタッフに殺されそうだけど。

 イケメンも100人近く見ると、何か目が慣れてきちゃうんですかね。まずい、まずいと何度も頭をリフレッシュさせて、イケメンセンサーを働かせました。贅沢な悩みですな。ファンの皆様、すみません。

 土日の二日間、早朝からずっとオーディションをして、日曜の夜はもう倒れこむように寝たと思うんだけど、それを覚えてないくらい。もう意識朦朧とした中でお風呂に入った気がする。アッブナーイ。月曜の朝は、もうカラダを引きずって、「スッキリ」の会議に行きました。何だか徹夜で稽古したような疲労感。

 いやいや、そんなこと言っていたら、来年の稽古を乗り越えられません。このプロジェクト、長期だし、ハコもでかいし、出演者もスタッフももちろん多いので。あー、考えるだけで身震いしますが、大変楽しみ♪ やる気はもう十分すぎるほど満ち溢れているので、早く発表したいです!!

 そんなわけで、正式発表を是非お楽しみに!






 この素敵な方は誰でしょう?そう、ジュード・ロウです!
 なんと、彼はブロードウェイの舞台に立つのです。しかも「ハムレット」ですよ。ハムレット!何てぴったり!!

 9月12日からプレビュー公演が始まるということで、テレチャージからチケット案内のメールが来たのですが、もう鼻血が出そうで倒れるかと思った。み、観たい!!!!!

 私の夏休みはこれで決まりました。ジュード・ロウを観に、またニューヨークに行くわっ♪
 って、チケット本当に取れるのかしらん。ま、いざとなったらダフ屋でも何でも使って、絶対ゲットしようっと。あー、楽しみ、生ジュード様!!
 
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。